マスターの おすすめ曲



JAZZをメインに時代の気分にあった
カフェ・ミュージックをお届けしている
横浜にあるカフェ・セグレートでかけているCDを
紹介してます

あなたの今日の気分にあった お気に入りの一枚が
見つかるかな!?




Someday My Prince Will Come  〜いつか王子さまが

雪が二年振りに積もった
こりゃ 今日は電車で行った方がいいな

今夜は電車とか、交通機関も支障がでるかも
皆さんも 早めに帰宅かな[m:75]

でも、江田の駅に降りて、もし雪が止んでたら
セグレートで 自慢のホットワインでも飲んで
温まっていってくださいね

なごむ JAZZでも聞きながら


   

Someday My Prince Will Come  〜いつか王子さまが[m:49][m:243]

これは
おととい来たお客さんが 大層気に入ってくれた曲です

円熟期に達しマイルス・デイビスのミュートトランペットは
とてもチャーミングなので
こんな 寒い冬の夜には、あったかい部屋で
リラックスした気持ちで聞いていって欲しいな

すっかり 大人になって
もう ”王子さま”なんて 自分の住む世界には現れることなんて
ないとわかってても、たまにはアルコールの力も借りながら
密やかな夢を 一人静かにまどろむのも悪くはないさ

今宵、素敵な夢を皆様に

I Wish You Love 過ぎ去った愛と、あの人へ・・

ブログの日記に この曲を使おうと
you tubeで 映像探していたら

普通の人が たくさん歌ってました

今、恋してる人も
今は、恋をなくしてしまった人も
いろんな気持ちを込めて 歌ってた気がして

そしたら歌のうまい、へた は別にして
彼や、彼女たちの気持ちを思うと
なんか とても素敵に感じられて
今日、 ここに曲を取り上げちゃいました

************************


春には青い鳥があなたの心に歌を贈り、
キスをしてくれればいいな

7月には林の中の木陰で、1杯のレモネードが
あなたを涼しい気分にしてくれますように

あなたが健康でありますように
そして、あなたに富よりも愛が訪れますように

嵐をしのぐ居心地の良い場所で
心地よい暖炉の火があなたをあたためてくれますように

でも何よりも、雪が降るときには
あなたに愛が訪れますように・・・



あなたも あなたの大切な人を思い浮かべながら
歌ってみないか?

きっと優しい気持ちに戻れるから

まずは お手本のコレから

ローズマリー・クルーニー
 アルバム” Do You Miss New York”より

   


    ギターの
    バッキー・ビザレリを
    もっと聞きたい人は
    コレ            


I wish you bluebirds in the spring, to give your heart a song to sing,
And then a kiss, but more than this, I wish you love.
And in July a lemonade to cool you in some leafy glade,
I wish you health, and more than wealth, I wish you love.
My breaking heart and I agree that you and I could never be,
So with my best, my very best, I set you free.
I wish you shelter from the storm, a cozy fire to keep you warm,
But, most of all, when snowflakes fall, I wish you love.
(musical interlude)
I wish you shelter from the storm, a cozy fire to keep you warm,
Most of all, when snowflakes fall, hot damn, I wish you love.
All kinds of love, a whole gang of love. 


ALL OF ME  ”わたしの全てを持っていって!!”

水曜日の夜だった
「これから 二名で お伺いしても大丈夫ですか?」
久しぶりに!? 店の予約の電話が鳴る
 「かしこまりました、では 7時に・・・」

でも、まて この電話番号、記憶があるなあ・・・
さて、誰だっけ・・・ 俺は 腕組しながら考えたが、どうも思い出せない

やがて、予約の彼女が
店のドアのカウベルを鳴らして、入ってくる
「こんばんわ」

お待ちしてました、と俺 でも思い出せない

彼女と イギリス人の彼氏は
やがて、決めていたかのように 左手のボックス席へ

さて、第二ヒントだ
彼がニット帽を脱ぎ、彼女も上着を脱いだ・・うん、でも まだ、わからない

結局、わからないまま オーダーされたジンバックと ”ドレハ”を出す
あっ
彼女も ふっくらしたし、 彼氏もあたま薄くなったけど
メニューを開き、ああやって英語で説明をしている仕草・・
そう、あの二人かあ・・ ひとつの仮説に思いあたる

何年も前に、
初めてデートしたのが セグレートなので
その1周年の記念に来ました、って そう言ってたコだ

「お久しぶり」ですねと グラスを置きながら、彼女に声をかける
ええ、去年の記念日は お店が ちょうど定休日だったので
2年ぶりくらいになちゃった
今日は わたしの誕生日なんです

町田から 思い出の場所へ
訪ねてきてくれたふたり

うちで はじめて二人きりでの食事をし
それをきっかけに お付き合いが始まったって、言ってたっけ・・

俺が記憶を辿っていると
彼女が、言葉をついだ「でも、彼 来年 帰っちゃうんだ」
「わたしも今年、就職だし まずは仕事したいから
次の記念日には わかんないわ・・ 」などと 穏やかな顔でおっしゃる

獣医のたまごだと おっしゃる彼女は
3年前に うちでの食事をきっかけに
初めて男性と お付き合いしたのが
当時は 江田に住んでいた彼だった

その彼女の初めての恋の行方がどうなるのか
俺には わからない
でも、先のことは 先のことだと言い

二人でいる”いま”という時間を愛しむように過ごす
彼女の優しい、満足そうな笑顔に
俺は エールを心の中で、静かに贈った

二年前、まだ 初ういしく 若かった二人は綺麗ではあったが
今はまた、知的で、抑制のきいた女性になった彼女も素敵だなと思った

自分の幸せを がっちり繋ぎ留めておこうとしない
その潔さに ちょっと胸を打たれた

俺は その晩、店の片付けをしながら
彼女の代わりにこの曲を歌っていた
「オール・オブ・ミー」 
わたしの全てを・・・・



ウクレレで


デキィシー・スwィングで


マスターが歌うと こんなカンジ!? 


CDで聞くなら おすすめは ジョン・ピザレリね

好きなひとを想って
哀しいときや、泣きたい は このCDをフル・ボリュームで
聞いて、歌っちゃえ
ヘッドホンで聞きながら、がなりたてる
または、深夜の高速でカーステバックにカラオケ
おもいっきり ファニーなスタイルでやっちゃおう
  
    http://www.bmgjapan.com/_artist/item.php?id=176&item=7402



All Of Me
Words by Seymour Simmons 
Music by Gerald Marks


All of me why not take all of me
何でわたしをほったらかすの?

Can't you see I'm no good without you
解からないの? わたし,あなたなしには もう生きていけないの

Take my lips I want to lose them
Kissできない唇なんていらないわ

Take my arms I never use them
あなたを抱けない腕なんていらないわ


Your goodbye left me with eyes that cry
あなたが いなくなったら、泣いちゃうんだから

How can I go on dear without you
あなたがいなくなったら,死んじゃうんだから

You took the part that once was my heart
あたしのハートだけ持っていかないで

So why not take all of me.
なんで わたしの全てを奪ってくれないの?

The Days Of Wine And Roses
ふと聴きたくなるJAZZのスタンダードだね


Bill Evans Trio
His Last Concert in Germany

 

1. Letter to Evan
2. Yet Ne'er Broken
3. Laurie
4. Bill's Hit Tune
5. Knit for Mary F.
6. Days of Wine and Roses
7. Your Story
8. But Beautiful
9. If You Could See Me Now
10. Waltz for Debby

〜さみしい夜は、吹き抜ける風のように、想い出が蘇る
あの光輝く微笑みに始まった、
酒とバラと、そしてあなたがいた日々を・・・

マーサー&マンシーニによる映画「酒とバラの日々」の主題歌。
美しいメロディとは裏腹にシリアスな歌詞の内容。
ちなみに1962年アカデミー主題歌賞受賞

The days of wine and roses Laugu and run away
Like a child at play
through the meadowland toward a closing door
A door markde "never more" That wasn't there before・・・

 抒情派JAZZピアニストとされる ビル・エヴァンスであるが
なぜか ガンに冒されていく最晩年まで
このロマンティックなスタンダードを録音することはなかった
彼にとって それだけ人前に出したくはない
”大切な曲”だったのかも知れない・・・



パーティー気分で盛り上がるならコレ

Samantha James - Rise=が入った
ゴキゲンなラウンジもの(^^)/

セグレートでも 週末の金曜とかにパワー・プレイ
しちゃている
定番CDです

いよいよ ウキウキしたくなる X’MASにもおすすめの一枚です☆


       夜のドライブ・デートにも!

Om Lounge, Vol. 10 [Compilation]

1. Rise
2. Broken Ambers
3. Huff N Puff
4. Gotta Be Love
5. Argentina
6. Wish
7. Chopsticks
8. Not Feelin This
9. No More Sand in My Lipbalm
10. In 2 You
11. Anything You Say [Original Mix]
12. New Tempo
13. Everything
14. Almost There




乾いた冬の日曜日には・・・

    


楽しかった週末の最期は この乾いた JAZZ SAMBA の
ゆるやかなメロディーに包まれて

冬の休日を楽しんでみてはいかがでしょうか?

こちらはジャズ・サンバでまとめた、さわやかなコンピレーション。

(収録曲)
01. Manha De Carnaval / Astrud Gilberto
02. O Moro - Samba Do Orfeu / Luiz Henrique
03. Jazz 'n' Samba / Milt Jackson
04. Samba De Uma Nota So / Stan Getz, Charlie Byrd
05. A Felicidade / Billy Eckstine
06. Batucada (Batacada Surgin) / Marcos Valle
07. Samba Triste / Jackie & Roy
08. Wave / The Sandpipers
09. Catavento / Dave Grusin
10. Vera Cruz/ Milton Nascimento
11. Ponteio/ Walter Wanderley
12. Upa, Neguinho / Herbie Mann
13. Zanzibar / Edu' Lobo
14. Saudade Vem Correndo / Stan Getz, Luiz Bonfa, Maria Helena De Toledo
15. Aguas De Marco / Antonio Carlos Jobim
16. How Insensitive / Oscar Peterson
17. Desafinado / Stan Getz, Joa~o Gilberto
18. The Dolphin / Tamba 4

あなたは 私のもの ”I've got you under my skin”

   

わたしは あなたを完全に手にいれたって、訳されているけど
カラダの中に彼がいるという感覚がなんとも
艶めいていて、大人が歌うコール・ポーターの名曲
これぞ、まさしくJAZZだ

”この恋は決してうまくいかないわ”
”勝ち目なんてないのよ”
”わからないの?馬鹿ね”
”理性的になりなさい、ほら現実をみて”
論理的であろうとするもうひとりの彼女の懸命の説得
でも、”そんなことで抵抗は出来ないわ”と恋する彼女は応える
だって、もうアナタは”I've got you under my skin”
・・・わたしの もの

この感覚こそがリアリティなんだって、感じさせてくれる名曲です。 

フランク・シナトラの歌が有名だが
マスターのおすすめは 断然、ダイアナ・クラール
彼女のブルージィで、ささやくようなブレーズが
たまらなくいい



眠れない夜に〜 セシル・テイラーが 追ってくる

             
1 Steps (Digitally Remastered)   
2Enter, Evening (Soft Line Structure) (Digitally Remastered) 
3Enter, Evening (Alternate Take) (Digitally Remastered) 
4Unit Structure/As Of A Now/Section (Digitally Remastered) 
5Tales (8 Whisps) 

「何んだ?このメチャクチャな演奏は?」
「難しくて意味不明」
「騒音だ! 騒音!」

フリー・ジャズ的なピアノ・プレイが圧巻のセシル・テイラーが
ブルーノートで発表した第1弾アルバムから、その表題作。

でも、セシル・テイラ−の音楽は難しくない。
鍵盤を叩きつける12音階的な短いフレーズから
ドビュッシーのような耽美な世界にいたるまで、
聴く者にめまいを起こさせるような熱狂的なピアノ演奏は
好奇心が旺盛な音楽好きの期待を必らず満たしてくれることだろう。

予測不能な展開、尋常ではない緊張感こそがセシル・テイラ−の音楽の魅力だ。

精神的には不安定で、ストレスフルな今の時代だからこそ
混迷を極めた 60年代後半のこんなジャズを深夜、ひとりで聴いてみるのも
いいかもね

狂気と 理性 その両方を飼い馴らすことが必修とされた
われら現代人にとっての AL"Unit Structures"は 
欠かすことの出来ないバイブルなのだ





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